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愛国心の涵養こそ国を立て直す道


日本会議
会長 三好 達
(元最高裁判所長官)

昭和2年東京生まれ。日本中学校(旧制)4年から、18年海軍兵学校に入校し(75期)、 終戦により20年10月同校卒業。
東京高等学校(旧制)を経て、28年東京大学法学部を卒業。同年司法修習生となり、 30年に裁判官を任官、以後各地の裁判官、最高裁事務総局勤務、各地家裁の所長、 最高裁首席調査官などを経て、平成3年東京高裁長官、4年最高裁判事、7年11月 最高裁長官に就任し、9年10月定年で退官した。
平成11年の秋の叙勲で勲一等旭日大綬章を受章。
 現今の我が国の有様は、どちらをみても、只々あきれ果てる事ばかりであります。どうして、このようになってしまったのでしょうか―。 私は、いわゆる戦後民主主義による欠陥教育のツケが廻ってきたと考えております。それは、人それぞれの誇りを喪失させ、徒(いたずら)な個の尊重が、 「自分勝手至上主義」を風靡(ふうび)させ、それによる精神の荒廃が、今や我が国全体を覆うに至ったからであります。その背景にあるものの一つは、愛国心の欠如でありましょう。 「自分勝手至上主義」は、国家というものに対する意識を欠如させ、必然的に愛国心を欠如させます。
 かつて「公務員倫理の根幹は愛国心である」と言った先輩がありました。私は、それに止まらず、愛国心は公務員の全ての職務活動の根幹といって過言ではない、と考えて参りました。愛国心さえあれば、公金を恣(ほしいまま)にするような行動も、国益に反するような行動もできる筈もないのです。 これは公務員ばかりではなく、ひろく国民にも求められるべき心の姿勢でありましょう。愛国心は、偏狭なナショナリズムなどではなく、 それぞれの国民が国家の健全な発展に寄与する原点であり、ひいては世界各国が共栄する道である、とさえ私は考えております。
私共は、我が国をまともな国に引き戻すために、今何をなすべきでしょうか。人々に国家への意識を回復させ、国民としての自覚と誇りを持たせ、そして愛国心を養う。そのため、日本会議の掲げている教育・憲法問題をはじめとする国民運動は、いよいよ重要性を増しております。 大きな困難は伴いますが、今行動を起こさなければ、取り返しのつかない事態になってしまうおそれがあります。皆様、私共の誇りある国づくりの国民運動にご協力いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
日本会議のホームページへ→http://www.nipponkaigi.org/
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